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第2弾 ラビット

更新日:2月11日

高野の12と13尺。

影舟親方が集めた竹材を「ウチらしい調子で自由に作る」がラビットの製竿主旨。

調子の好みや判断は、人それぞれに違うので

「調子別の刻み」も入れていない。




穂先は硬さ別を揃え、調子を合わせて研磨している。

グラスなので研磨していると熱で曲がり、1竿で3本の穂先を削ると言う。

「竹削り穂で攻めた危険な穂先も良いけれど、曲がった穂先にがっかりさせたくはない。」と。


孤舟道場で腕を磨き、その作風を継承した影舟を親方とした小影舟の新・挑戦竿がラビット。

ラビットは作者の干支で、竿の命名も販売価格も、作者が自ら思い考えたものである。


卵殻蒔絵のうさぎの眼の表現が難しいと小影舟は言う。

白ウサギの裏には、茶色いウサギが背中を向けて隠れている。

緑のRの文字は、小影舟ラビットの「R」

色とりどりの模様は漆で塗っているのではなく乾漆仕上げ。

これが小影舟ワールド。

金虫食いなどは途方もない手間である。


おっちゃんも歳なので客注を請けても忘れるから、オーダーは受けない。

販売された時に購入して頂きたい。

次回は短いところ。

もう製竿は始まってます。


 
 
 

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